2012年4月30日月曜日

AOEの日記


JavaOne Tokyo 2012参加レポート (2日目)

JavaOne Tokyoの2日目のレポートです。色々忙しくって随分遅れてしまいました。すみません...。

2日目は次のようなセッションに参加してきました。

  • Technology Keynote
  • The Java EE 6 Programming Model Explained
  • Project Jigsaw: Putting it all Together
  • How to Write Low Latency Java Applications
  • ForgeとArquillianを利用したJava EEアプリケーションの迅速な開発
  • UI Controls and Charts: Drag-and-Drop, Filtering, Sorting, Table Hookup with Charts
  • Learn how the JVM is fundamental to our architecture.

Technology Keynote

Technology KeynoteについてはやはりSFの内容をなぞったものでした。その後、スポンサー講演として富士通の方の講演がありましたが、こちらは昨日のNECさんの様子を見たせいか、スーツスーツしないような内容に気を遣ってものとなっていましたねー。

Technology Keynoteの内容では次のようなことが気になりました。

最後の富士通さんの講演ですが、やはり前日の雰囲気を見ていたのか、ちょっとおっかなびっくりな感じで話されていたような。(^^;)
初音ミクの話をしたり、チェスのプログラムを趣味で作った話をしたりと、余り堅くならないように気を遣って話をされていたので、前日のよりは好意的に受け入れられていたように思われます。
Interstage on Azureの話や、Hadoopの独自ファイルシステムの話が出てきて、これはとても気になったのですが、さらっと流されてしまったのが残念。

The Java EE 6 Programming Model Explained

標題通り、JavaEE6のプログラミングモデル全般のお話しでした。中国訛りの英語を話される方だったので、少し聞き取りにくく、同時通訳の力を借りることになりました。
内容的には既に知っていることも多かったのですが、次のような内容が印象に残りました。

  • パッケージングについて、実はJavaScriptのリソースとかもJARに固めることができる。
  • コンテナがどんなPOJOも管理できるようになり、それがManagedBean。実はEJBもManagedBeanの一種。
    • これはインクリメンタルなプログラミングモデルをサポートしていると言うこと。例えば、最初はManagedBeanで作り始めて、途中からEJBのTx管理の機能とか欲しくなったらアノテーションを付け替えてEJBに昇進させることが可能になる。
  • CDIは最も進んだDIフレームワークだ!
  • 柔軟な拡張機能を利用してより強力に (ペガサスの絵を出してました)。ServletとCDIが拡張可能。Servletだとコンテナの初期化時に処理を噛ますようなこととかができる。

正直に白状すると、実は裏番組であるJavaFXのセッションの内容がずっと気になっていました。
TwitterのTLを見ていると、ライブコーディングで作成したJavaFXアプリケーションをiPadに載せて動かすデモをやっている様子の実況が流れてきていました。すごい見たかった...。

Project Jigsaw: Putting it all Together

Lambdaと共にJava8に導入予定のJigsawのお話しです。実はこれまでJigsawについてはきちんと調べていなかったので、このセッションを聞いて結構衝撃を受けました。実はLambdaよりも遙かに大きな変革のように思われます。

2012年4月28日土曜日

奨学金の成功の秘訣 – オンライン奨学金を申請する


奨学金の成功の秘訣 – オンライン奨学金を申請する

雇用市場における厳しい競争は、大学教育を追求する高校生への上昇圧力を作成しています。これにより、より高い資格は、常にあらゆる人の有利になるという点で良い開発です。と高学歴の労働力を持つ国は確かにオンラインで奨学金を申請することにより、世界の労働市場における競争力と利益になる。

問題は、大学に占めています。大学の学位の費用は奨学金の助成金は速い資金の魅力的なソースになっていることを非常に高いためです。これは、それらを追求する人のために毎年利用できる大学の教育のための金銭の価値が数十億ドルを考えると良い思考である。質問は、正常に奨学金を得るために秘密のだろう。

あなたがする必要があるまず最初に座って、計画することです。あなたがより良い、家族、友人、教師や、大学の奨学金や助成金を得るのを助けるのを厭わない人でこれを行うことができます場合、それはあなたのためになります。あなたは、以下の点にブレーンストーミングをする必要があります。

第1位奨学金の検索。あなたがそこにあるのか考えを持ってできるように、事前にこれを実行する必要があります。あなたはそれの感触をつかむために、そしてオンラインで奨学金を申請するの一般的な知識を持っている最初の検索を行うことができます。

#2は、期限をマーク。デフォルトで失うことはありません。あなたのアプリケーションと締め切り前に要件を持つ準備ができていることを確認してください。

あなたが心配する必要のある二つ目は、エッセイを書いています。エッセイを書き、あなたの教師またはそれに勝る誰かにそれを示す。彼らはあなたがそれを確認したり、コーチを必要とすることをお勧めする場合、躊躇しない。エッセイは、奨学金を得ることの重要な要素です。

#3は、第3点は、すべての要件を収集し、照合するためです。あなたが学校の記録、推薦状、および課外活動の他の証拠が必要な場合、オンライン奨学金を申請する際に、あなたの送信の一部として手にそれらを持っていることを確認してください。

2012年4月26日木曜日

朝日新聞デジタル:(5)小児肥満 環境作りで解消-マイタウン福岡・北九州


大分医科大学大学院修了。2004年から現職。福岡市医師会小児生活習慣病対策委員。県医師会員。

 動脈硬化の進行を食い止めるため、成人のメタボリックシンドローム対策が盛んです。ただ、意外に思われるかもしれませんが、メタボ対策で大事なことは、子どもの段階でいかに発症の芽をつみ取ることができるかです。

 世界保健機関(WHO)は、2015年には、軽度の肥満とされる成人の日本人は全体の約3割に上ると予想しています。小児肥満に限れば、この30年間で約2〜3倍に増えています。しかも、最近では重症者が増えているのです。

2012年4月25日水曜日

体重科学研究所 | 企業情報 | 株式会社タニタ


体重科学研究所 | 企業情報 | 株式会社タニタ

株式会社タニタ > 企業情報 > 体重科学研究所

2012年4月24日火曜日

Step910



1.認知障害の程度の評 価
   HDS-Rなどの簡便な認知機能検査(表4、参照1、参照2)によ り、認知障害(中核症状)の内容と程度の概略を知ることができる。これらの検査はまた、間隔 をあけて繰り返し行うことにより、経過による認知障害の進行(場合によっては改善)を評価するのにも適している。

2.日常生活における行 動能 力の評価
  痴呆の重症度は、質問検査によって評価される認知機能だけでなく、日常生活における行動能力を考慮して判定する必要がある。このような評価法として Clinical Dementia Rating (CDR)があり、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の7つの側 面から、5段階の評価を行う(表6)。 CDRの総合判定の方法を(参照8)に示す。

3.周辺症状の評価
  痴呆患者の介護において、いかに"手がかかるか"を左右するのは、中核症状の程度よりもむしろ、感情や意欲の障害、幻覚・妄想などの精神症状や行動障害、 すなわち周辺症状である。介護保険の判定に際しても、周辺症状(問題行動)が重視されるので、主な周辺症状の有無と程度を確認しておくと役に立つ。

    表6  Clinical  Dementia  Rating (CDR)      参照8  CDRの判定方法
 
 
 
 

ステップ10 : 痴呆の病型と重症度に合わせて、
                    治療方針や対策を決定する

2012年4月22日日曜日


注意欠陥/多動性障害の診療

筑波大学心身障害学系

 宮本信也

1.落ち着きのない子

最近、我が国でも、主として教育現場で、動きが激しく注意散漫で集団行動からはずれやすい子どもの相談が増加してきているように思われる。そうした行動特徴を持つ子どもの診療においては、表1のような問題を考えなければならない。ただし、この中で医療機関で対応するものとして最も頻度が高いものは、注意欠陥/多動性障害であろう。以下、注意欠陥/多動性障害について概説する。

2.注意欠陥多動性障害とは

注意欠陥多動性障害(attention-deficit hyperactivity disorder, 以下ADHD)とは、精神年齢に比して不適当な注意力障害、衝動性、多動性を示す行動障害である。同様の症状を示す子ども達は、以前は、微細脳機能障害(minimal brain dysfunction, MBD)と呼ばれてきた。微細脳機能障害とは、知能障害や明かな脳障害が証明されないにもかかわらず、脳障害児と同様の認知・行動的特徴を示す小児の総称である。しかし、その概念の不明確さから、MBDという用語の使用には批判が多く、1980年代になり行動面の症状を示すものには注意欠陥障害、認知・学習面の症状を示すものには特異的発達障害という用語が使われるようになった。注意力障害と多動性を併せ持つ場合(混合型)とどちらかが主症状の場合があるが、全体の85〜90%は混合型である。ADHDの診断基準を表2に示す。

3.疫学

 報告によりその頻度は2〜7%と幅があるが、おおよそ小児の3%前後と推定されている。性差では、男児に多いのが特徴で。男女比は4〜6:1といわれる。

遺伝性に関しては、一卵性双生児の一致率が高いことや、患児の父親の約1/4に同様の行動パターンを認めるとのことから、ある程度の遺伝的要因が関与していることが考えられている。

4.病因

 直接的な原因は不明である。何らかの中枢神経機能障害が、特に神経伝達物質レベルでの異常が想定されている。一方、劣悪な養育環境でも同じような行動特徴を示すことがあるといわれている。このため、

ADHDは、発達障害ではなく行動障害の中に分類されている。

5.症状(表3)

ADHD

の症状とは行動面の症状のことであり、それは、脳の機能障害を背景とした個人の行動特性、つまり、周囲との関係性の中で生じるのではない行動面の問題ということができる。その中心となるのが注意力障害、多動性、衝動性の3症状である。これ以外の症状は、基本症状を背景として周囲の人との関係性の中で二次的に生じたものといわゆる合併症に分けられる。現実的には、これらの各種症状が、一人の患児の中で同時期あるいは経時的に混在することで多彩な臨床像が示されることになる。しかしながら、ADHDの患児が示すさまざまな行動・心理面の問題の中心は何かを考えることは重要である。なぜならば、基本症状であれば薬物療法の効果が期待でき、二次的問題であれば環境調整や精神的対応の効果が� ��待できるなど、選択すべき主たる対応方法が異なってくるからである。

 注意障害・多動・衝動性の中心症状が激しいと、周囲からの働きかけに対する応答性が乏しくなり、3、4歳くらいまでは自閉症と間違えられることもあり注意が必要である。自閉症と異なる点は、本人の関心の範囲であれば周囲の人とやりとり行動が成立することが多い点である。自閉症児の場合、本人の関心がある範囲でも他の人の介入を嫌がることが多い。なお、基本症状であっても、周囲の環境によって変化することが知られている。一般に、刺激が構造化・単純化され明確になっている状況では、

ADHD児であってもある程度集中して課題に取り組むことができる。二次的問題には、社会行動の問題と心理特性の問題がある。前者は、その集団なりの「規則」がある状況で、基本症状を基にした患児の行動が周囲から問題とされるものである。具体的には、その集団の決まりからはずれる行動を反復するものである。当然のことではあるが、集団・社会がなければ、あるいは、「集団の規則」が異なれば問題とされないものであり、その意味で二次的問題と考えることができる。後者は、集団生活・対人関係における失敗体験や被叱責体験の積み重ねから生じてくる問題といえるであろう。

 知的能力に関しては、多くは境界線(IQ70)以上の知能指数を示す。しかし、全般的な知的能力に大きな遅れがなくとも、認知能力のアンバランスさを認めるものが多い。そのため、学童期になるといわゆる学習障害(

learning disability, LD)の状態像を示すことも少なくない。

6.合併症

ADHD

では、発達面の問題や行動・精神面の問題など、多彩な合併症も見られやすい。合併症を、発達・認知面、行動精神面、身体面に分けて表4に示す。発達・認知面の合併症の代表的なものは3つである。ADHDにみられる発達性言語障害では、理解力はあるが表出能力が劣るという、いわゆる発達性表出性言語障害のタイプが多い。発達性協応運動障害は、幼児期より不器用さやバランスの悪さという形で現れる。前述したように学習障害の合併も少なくない。報告により合併頻度は異なるものの、一般にADHDの40〜50%、つまり、約半数前後が学齢期以降学習障害の状態像を呈してくると考えられている。行動・精神面の合併症で小児期に最も問題となるのは行為障害である。行為障 害とは、他人の基本的権利や年齢相当の社会的ルールや常識を侵犯するような行為を持続的に行うものをいう。具体的には、万引き・窃盗・傷害など、いわゆる非行のことと理解してよい。一方、反抗挑戦性障害は、拒絶的、敵意的、挑戦的な行動パターンをとるが、他人の基本的権利の深刻な侵犯はしないものである。反抗挑戦性障害から行為障害への以降も少なくないと言われる。行為障害の合併を重要視するのは、それが経過不良の因子となるからである。参考までに、行為障害と反抗挑戦性障害の診断基準を表5に示す。その他、不登校(適応障害)、不安、抑うつ(気分障害)なども思春期以降に見られることが少なくない。身体面では、チック障害の合併が多い。ADHDに使用されることの多いmethylphenidate
(リタリン)はチックを増強しやすいので、チックの既往・合併には十分注意しなければならない。

7.身体所見・検査所見

身体所見では特別のものは認めないが、神経学的微徴候(soft neurological signs)は少なくない。

 検査所見では、最近、頭部画像検査にて前頭葉や線状体の縮小傾向が指摘されている。その意味は不明である。その他、脳波にて非特異的異常所見が約半数に認められる。また、

WISCV知能検査など知能・認知構造が評価できる認知検査で、プロフィール結果のアンバランスさが認められやすい。

8.他の発達障害との関係

ADHD

の診断に際しては、軽度精神遅滞の合併はあってもよいとされている。知的障害のレベルに比べ、注意力障害・多動性などが顕著な場合、両方の診断名がつけられることになる。中等度以下(IQ50未満)の精神遅滞の場合には、多動性などがどんなに激しくても、ADHDとはせずそれは精神遅滞の症状とするのが原則である。自閉症がある場合には、ADHDの診断はしない。自閉症は、ADHDに対して上位概念となっており、落ち着きのなさは全て自閉症の症状として説明されることになる。

 

2012年4月21日土曜日

Embassy Of The United States Tokyo, Japan


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Eジャーナル「倫理的​かつ効果的な治安維持​」(4/18/11)

国務省国際情報プログラム局のEジャーナル2011年4月号では、倫理的かつ効果的な治安維持について特集しています。警察は社会全体の利益を守るために一方的に行動するのではなく、いかに市民と協力関係を構築し維持しているかを、米国内だけでなく外国の事例を挙げて考察しています。

Ethical and Effective Policing
Bureau of International Information Programs, U.S. Department of State
eJournal USA, Volume 15, Number 10, April 2011
[View Document] (PDF 2.27 MB, 25p.)

目次の主な項目は以下のとおりです。

- About This Issue
- Policing Diverse Communities
- Police Ethics
- Fostering Ethical and Humane Policing
- Fighting Police Corruption: An Interview With Charles Campisi
- A Model for Reducing Crime in Mixco, Guatemala
- The International Law Enforcement Academy (ILEA) in Gaborone
- The International Law Enforcement Academy in Thailand
- Policing the Police: Citizens Encourage Ethical Policing
- Additional Resources

米国に関する出版物がまとまっている国務省国際情報プログラム局のサイト
Publications
Bureau of International Information Programs, U.S. Department of State
[View Website]


2010年国勢調査 (4/6/11)

米商務省国勢調査局は3月24日、2010年に実施された国勢調査に基づき、人口分布と変動についてのデータを公表しました。2010年の調査結果によると、米国の総人口は3億870万人で、2000年と比較すると2730万人増加しています。 なお、米国における国勢調査は1790年に始まり、それ以降、10年毎に実施されています。

プレスリリース
U.S. Census Bureau Releases Data on Population Distribution and Change in the U.S. Based on Analysis of 2010 Census Results
Census Bureau, U.S. Department of Commerce
March 24, 2011
[View Website]

調査概要
Population Distribution and Change: 2000 to 2010
Census Bureau, U.S. Department of Commerce, March 2011
[View Website] (PDF 2.17 MB, 11 p.)

2010年国勢調査のサイト
Census 2010
Census Bureau, U.S. Department of Commerce
[View Website]

国務省フォーリンプレスセンターで行われた国勢調査についてのブリーフィング
New Portrait of America: First 2010 Census Briefs
Foreign Press Center, Department of State
April 5, 2011
[View Website]


米教育省の教員の資質​向上への取り組み (3/31/11)

教員の資質向上と優秀な人材確保を目指し、2010年9月に教育省が立ち上げた"TEACH campaign" に関する情報は、以下のサイトからご覧になれます。

ダンカン教育長官の3月28日付けのブログでの解説
The Changing Face of American Education
U.S. Department of Education, March 28, 2011
[View Website]

教員志望者のためのサイト
TEACH campaign
U.S. Department of Education
[View Website]

また、教育省の教員向けの情報を集めたサイトはこちらです。

Strengthening Teaching
U.S. Department of Education
[View Website]


「国際女性の日」10​0周年 (3/10/11)

3月8日は国際女性の日です。クリントン国務長官は3月7日、国際女性の日100周年を記念する声明を発表し、米国が引き続き女性を外交政策の礎と位置づけていくのは、正しいだけではなく賢明なことである、と述べました。女性は経済を動かし、平和と繁栄を築き、女性への投資は世界経済の発展、政治の安定、世界中の人々のさらなる繁栄への投資であると語り、3月8日を女性の教育、医療、仕事、融資への道を確保し、暴力のない生活への権利を守る方策を探る日とするよう呼びかけました。

100周年を祝うクリントン国務長官の声明
The 100th Anniversary of International Women's Day on March 8 2011
U.S. Department of State
March 7, 2011
[View Website]

国際女性の日に関するクリントン国務長官の寄稿
Women's Work-More, Earn-Less Plan Hurts
U.S. Department of State
March 7, 2011
[View Website]

クリントン国務長官は同日、「100の女性イニシアチブ」の発足を発表しました。このイニシアチブは、1911年の初の国際女性の日から今日までの女性をめぐる環境の向上を祝うものであり、また、今後1年間で海外から100人の女性リーダーを米国に招いて米国内の様々な場所を訪問し米国の女性や政治家と意見を交わしてもらうことによって、女性をとりまく性別による差別や障害に立ち向かいながら、さらに前進を続けることを目的に立ち上げられたプログラムです。

「100の女性イニシアチブ:国際交流で女性に力を」発足におけるクリントン国務長官の演説
The Launch of the 100 Women Initiative: Empowering Women and Girls Through International Exchanges
U.S. Department of State
March 7, 2011
[View Website]

ジュディス・マクヘイル国務次官(パブリック・ディプロマシーおよびパブリック・アフェアーズ担当)による「100の女性イニシアチブ」についての説明100
Women Initiative Lunch
U.S. Department of State
March 7, 2011
[View Website]

世界の女性問題に関する国務省のサイトでは、関連のファクトシートや米政府高官のその他の声明などがまとまっています。
Office of Global Women's Issues
U.S. Department of State
[View Website]


全米女性史月間 (3/3/11)

オバマ大統領は2月28日、3月をWomen's History Month(仮訳: 全米女性史月間)とする大統領宣言を出しました。米国内にとどまらず、世界的に女性の地位を向上させるため、開発支援、紛争の防止、女性への暴力撲滅などの分野において、国連と協力していくことが述べられています。また、ホワイトハウスと商務省は3月1日、連邦政府では初めてとなる女性の地位に関する報告書を公表しました。収入、教育、雇用など、米国人女性の地位に関するさまざまなデータが、過去50年分収録されています。

大統領宣言
Presidential Proclamation--Women's History Month, 2011
The White House
February 28, 2011
[View Website]

女性の地位に関する報告書
Women in America: Indicator of Social and Economic Well-being
U.S. Department of Commerce, Economics and Statistics Administration and Executive Office of the President, Office of Management and Budget
March 2011
[View Document] (PDF 2.03 MB, 97p.)

プレスリリース
Press Release
White House Releases First Comprehensive Federal Report on the Status of American Women in Almost 50 Years
The White House
March 1, 2011
[View Website]

議会図書館の全米女性史月間に関するサイト
Women's History Month - Our History Is Our Strength
The Library of Congress
[View Website]

商務省国勢調査局による女性に関する統計のファクトシート
Facts for Features - Women's History Month : March 2011
U.S. Census Bureau, U.S. Department of Commerce
January 26, 2011
[View Website] (HTML)
[View Website] (PDF 88 KB, 6 p.)


芸術活動への参加に関​する報告書 (2/28/11)

米国芸術基金は2月24日、米国人の芸術活動への参加に関する報告書3点を公表しました。2008年時点で米国人の約75%が何らかの芸術活動に参加していることや、幼年期に芸術教育を受けた場合は、その後の芸術活動への参加率が高いことなどが報告されています。

プレスリリース
New Look at the NEA's Survey of Public Participation in the Arts Data Reveals That 3 Out of 4 Americans Participate in the Arts
National Endowment for the Arts
February 24, 2011
[View Website]

報告書全文
芸術活動への参加について
Beyond Attendance: A Multi-Modal Understanding of Arts Participation
National Endowment for the Arts
February 2011
[View Document] (PDF 4.34 MB, 102 p.)

芸術活動と年齢について
Age and Arts Participation: A Case against Demographic Destiny
National Endowment for the Arts
February 2011
[View Document] (PDF 3.54 MB, 78 p.)

芸術分野の教育について
Arts Education in America : What the Declines Mean for Arts Participation
National Endowment for the Arts
February 2011
[View Document] (PDF 3.80 MB, 56 p.)


アメリカ人の食生活の​指針 (2/9/11)

1月31日、米農務省と米保健・福祉省は、アメリカ人の食生活の指針を発表しました。第7版となるこの指針では、カロリー摂取の減少と運動を増やすことが特に強調されています。

米農務省と米保健・福祉省のプレスリリース
USDA and HHS Announce New Dietary Guidelines to Help Americans Make Healthier Food Choices and Confront Obesity Epidemic
January 31, 2011
[View Website]

食生活の指針2010
Dietary Guidelines for Americans, 2010
U.S. Department of Health and Human Services a nd U.S. Department of Agriculture
January 31, 2011
[View Website] (HTML)
[View Document] (PDF 2.9 MB, 95p.)


「American View」2011年​冬号 (2/4/11)

在日米国大使館のオンラインマガジン「American View」2011年冬号は、起業とイノベーションの特集です。起業家精神について、さまざまな専門家の意見を紹介するほか、日本における最近のイノベーションや起業家を支援する活動を、短いビデオへのリンクと合わせて紹介しています。

起業とイノベーション
アメリカン・ビュー2011年冬号
在日米国大使館広報・文化交流部
HTML版 [View Website]
PDF版 [View Document] (PDF 789 KB, 19 p.)

バックナンバーは、以下のサイトをご覧ください。
日本語版
[View Website]
英語版
[View Website]


アフリカ系アメリカ人​歴史月間 (2/2/11)

2月のNational African American History Month(仮訳: アフリカ系アメリカ人歴史月間)にあわせ、2月1日オバマ大統領は大統領宣言を出しました。宣言では、今年のテーマである「アフリカ系アメリカ人と南北戦争」に触れ、分裂した米国をひとつにし自由のために戦ったアフリカ系アメリカ人について言及しています。

大統領宣言
Presidential Proclamation--National African American History Month
The White House
February 1, 2011
[View Website]

アフリカ系アメリカ人に関する商務省国勢調査局のファクトシート
Facts for Features
Black (African-American) History Month: February 2011
U.S. Census Bureau, U.S. Department of Commerce
[View Website]

キング牧師を越えて-アフリカ系アメリカ人に関する国務省国際情報プログラム局のサイト
Beyond Dr. King: More Stories of African-American Achievement
Bureau of International Information Programs, U.S. Department of State
[View Website]

国務省国際情報プログラム局(IIP)の出版物
『エイブラハム・リンカーン - 自由という遺産』
『ついに自由を我らに - 米国の公民権運動』
[View Website]


オバマ大統領の2011年一般教書演説 (1/26/11)

オバマ大統領は1月25日の午後9時(現地時間)より、今後1年間の施政方針を示す一般教書演説を米国連邦議会で行いました。変化する国際社会の中で米国がリーダーシップを維持するために、民主、共和両党が協力して米国を成長させていく必要を訴えました。技術革新、教育の改革、インフラの整備、競争力強化のため法人税率の引き下げや貿易協定の推進などを議会に促し、また財政赤字削減のために税制度の見直しや政府機関の再編にも言及しました。外交面では、イラク、アフガニスタンからの米軍撤退、イランと北朝鮮の核開発問題、新START、NATOとの協力などに触れました。

オバマ大統領の一般教書演説
Remarks of President Barack Obama in State of the Union Address
The White House
January 25, 2011
[View Website]

ファクトシート
Fact Sheet: The State of the Union: President Obama's Plan to Win the Future
The White House
January 25, 2011
[View Website]

大統領夫人のゲストリスト
Guest List for the First Lady's Box at the State of the Union Address
The White House
January 24, 2011
[View Website]

ホワイトハウスの一般教書演説特別ページ
The State of the Union
[View Website]


米中関係ファクトシートと中国への留学促進 (1/21/11)

胡錦濤国家主席の今回の訪米に合わせホワイトハウスより発表された、米中間の経済やエネルギー分野での協力などについての主なファクトシートをご案内します。

ファクトシート
U.S. & China: Building a Positive, Cooperative, and Comprehensive Relationship
The White House
January 19, 2011
[View Website]

Fact Sheet: U.S. – China Cooperation on Climate Change, Clean Energy, and the Environment
[View Website]

Fact Sheet: U.S., China Partner to Counter Nuclear Smuggling
[View Website]

Fact Sheet: U.S., China Sign Agreement to Establish Center of Excellence on Nuclear Security
[View Website]

Fact Sheet: U.S. - China Science and Technology Cooperation Highlights: 32 Years of Collaboration
[View Document]

Fact Sheet: U.S.-China Economic Issues
[View Website]

Fact Sheet: U.S.-China Commercial Relations
[View Website]

以下は、米中の企業経営者や財界人との会合でのオバマ大統領と胡国家主席の挨拶です。
Remarks by President Obama and President Hu in a Roundtable with American and Chinese Business Leaders
The White House
January 19, 2011
[View Website]

またオバマ大統領夫人は同日ハワード大学で、米国の若者が海外に留学することの重要性について講演し、特に2009年オバマ大統領が訪中時に提案し2010年から始まった、10万人の留学生を米国から中国に送る計画「100,000 Strong Initiative」についてその意義を伝えました。

First Lady Michelle Obama: "When You Study Abroad, You're Helping to Make America Stronger"
The White House
January 19, 2011
[View Website]

国務省の「100,000 Strong Initiative」のページ
100,000 Strong Initiative
U.S. Department of State
[View Website]


Eジャーナル「アメリカ市民となること-人種のるつぼを越えて」 (1/10/11)

国務省国際情報プログラム局のEジャーナル最新号は、近年増加する米国の地方都市への移民問題を概観し、地元住民と協力して地域活性化に貢献する移民たちの姿を取り上げます。掲載記事の全文は以下のサイトでご覧いただけます。

Becoming Americans: Beyond the Melting Pot
Bureau of International Information Programs, U.S. Department of State
eJournal USA, Volume 15, Number 9, December 2010
[View Website]
[View Document] (PDF 2MB, 32p.)

目次の主な項目は以下の通りです。

- About This Issue
- A Permanently Unfinished Country
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児童虐待や放置に関する報告書 (12/21/10)

米保健・福祉省は12月16日、児童の虐待や放置に関する報告書を公表しました。それによると、2009年には延べ76万3000人の児童が、虐待や放置の被害にあっていると報告されています。また、被害者の総数は3年連続して減少しています。

プレスリリース
Report Shows Steady Decrease in Child Abuse and Neglect Administration for Children and Families
U.S. Department of Health and Human Services
December 16, 2010
[View Website]

報告書
Child Maltreatment 2009
Administration for Children and Families
U.S. Department of Health and Human Services, 2010
[View Document] (PDF 3.83 MB, 214 p.)


ウィキリークスとスパイ関連法についての公聴会 (12/17/10)

2012年4月13日金曜日

精神薄弱児指導における模倣学習


<教育>

Imitation as a Facilitator of Treatment for the Mentally Retarded

Paul Wehman *

田嶋善郎**

 模倣学習は、精神薄弱者に新しい行動や技能を獲得させる際の基本的な援助方法である。精神薄弱者の適応行動のうち、代理学習によって確立されるものは広範囲にわたっている。言語能力、社会的行動、職業能力、教科学習などは、模倣が効果的に使われている分野である。典型的な、観察者-モデル、学習においては、教師あるいは訓練者がモデルとなり、観察者あるいは生徒にこうあって欲しいと思うことを行動や言語で示す。訓練生の仲間がモデルとなったり、あやつり人形を用いて望ましい行動を身振りで物語ることもしばしば行われる。一般的にモデリングは、身体で示す手掛かりや言語的手掛かりといった、ほかの行動形成の手続きと結びつけて用いられ、正の強化が与えられる。� ��して、モデルとか身体的手掛かりといった弁別刺激は徐々に消されるが、行動が自然環境下で統制的に行われるようになるまで続けられる。

 本論文の目的は、模倣学習が精神薄弱者の訓練における教育技術にもたらす効果を評価することにある。特に本評論では、次のことを意図している;a)社会的学習の理論を概略説明する、b)精神薄弱者の行動の変化を促進する主要方法として、モデリングを使用した代表的な研究を概観する、c)教師やリハビリテーションの専門家が、モデリングの効果を最大限に生かすための助けとして、生きたモデルと象徴的なモデルの対比、複数のモデル、結果としての行動統制といった要点をうきぼりにする。

観察学習の理論的説明

 観察学習過程を記述するのに、今までに多くの� �語が互換的に使われてきている。モデリング、模倣、代理学習、社会的学習、役割演技、同一視、社会的促進等といった用語を各々の研究者が使っているが、それらは本質的には同一の行動過程を述べたものである。Rachman は、観察学習、模倣、モデリングの違いを明らかにしようとして、以下のように述べている。

 観察学習とは、他の人物の行動を観察した結果獲得した、行動の変化を意味するものとして用いられている。……模倣は、他の人物や動物の行動、あるいは無生物(例えば音)の状態などを観察した結果獲得した、行動の変化を意味するとされる。模倣行動は、観察した事柄や観察した経験との類似性に特徴づけられ、しかも、その事柄や経験に似せようとする意図的な努力がされていることが多いものである。モデリングは、社会的模倣の意味に用いられる;つまりそれは、模倣と観察学習の両方の下位分類となるが同義語ではない。

 Kohlbergは同一視について、対象との類似性の認知が強化因子となって維持されると考えられるマ ッチング行動である、と定義している。彼は〈模倣〉という用語を、外的な強化によって支えられた道具的反応に限って使用している。Banduraは、代理学習過程というものが別の変数によってコントロールされるのでなければ、用語の区別をすることは混乱を招くし価値もない、という立場をとっている。本論文では、その目的のうえから、モデリング、模倣、観察学習を互換的に用いることにする。観察学習の定義としては、Flandersが提案した以下のものを採用した。

 観察者(O)がモデル(M)を観察した結果、OがMの影響を受け、それ以後のOの行動がMの行動に一層似てくる場合に、OはMの模倣をしているという。

 代理学習過程の説明をしている理論にはいくつかがある。初期のモデリング理論では、モデリング� �動を生得的、あるいは本能的なものと考えていた。連合理論は別の角度から模倣を説明している。すなわち、モデリング刺激と観察者のマッチング反応とが一時的にでも近接すれば、十分模倣が起こったと考えるのである。しかし、観察学習に関する連合理論では、現在我々が模倣行動といっていることの一部についてしか説明していない。この理論では、観察者とモデル間の相互作用の結果、どのようにして新しい反応を獲得するのかについては説明することができない。

 オペラント条件づけないしは強化理論でも、観察学習の説明をしている。モデリングの行動分析をした場合、強化を必要条件として挙げて、標準的な刺激-反応-結果という図式で説明するのである。しかし、Bandura が指摘しているように、モデルと観察者が顔を合わせるという強化過程がない場合に、観察学習はどのようにして生じるのか、また、新しく獲得した反応が数週間あるいは数か月間も出現しないでいるのはなぜか、といったことをオペラントモデルで説明するのは難しい。

 Bandura は、これまで考察してきたモデリング理論の欠点を考慮して、新たな社会的学習理論を提唱している。彼は観察学習を、注意をひく過程、保持する過程、運動再生の過程、動機づけの過程の四つの過程に分けている。

 注意をひく過程は、モデル刺激の特性と観察者特性とに分析される。モデルの弁別は、独自性、複雑さ、モデルの持つ正の誘意性、機能的価値の関数として起こる。観察者特性として考慮されるべきものは、感覚能力、知覚構造、過去の強化の経験である。

 保持する過程も、モデリングの過程できわめて重要な構成要素と考えられる。人がモデルを観察して、あとで再生するためには、その表現様式の情報を保持しなければならない。Bandura は、観察学習における象徴的表象という知見を支持する、経験的な事実を述べている。しかしまた、観察者が、外部のモデリング刺激を正確に再現できるように保持していることは、まれにしかないことをも指摘している。

2012年4月12日木曜日

指導講師の紹介 - 東京の音楽専門学校なら国立音楽院(くにたちおんがくいん)


Masaru Imada

担当科目:
ジャズピアノ
ジャズコード
ジャズ理論講座
ピアノバッキング(コニピングの研究)

Profile

全国各地、海外でのコンサート、フェスティバル等で多数の演奏活動を行い高い評価を受ける。長い間トップミュージシャンとして活躍。ジャズ界の個人対象の最高栄誉である「南里文雄賞」を受賞。ステレオサウンド誌録音グランプリ金賞、レコードヒット賞2枚そしてスィングジャーナル誌ディスク大賞2位等、40枚に及ぶリーダーアルバムを発表し、常に若々しい情熱で、精力的な音楽活動を続けている。

Message

成績のための勉強ではなく、実際に役立つ音楽(ジャズ演奏)ができるように基礎から教えたい。

Yoshihiro Nakagawa

担当科目:
ジャズトランペット
アドリブの基礎理論
アーリージャズアンサンブル
ビッグバンド
マウスピースと楽器の仕組み

Profile

十五歳の時にトランペットを始め、「南里雄一郎とレッドペッパー」ジャスオーケストラでプロ入り。「小野満とスイングビーバーズ」、「高橋達也と東京ユニオン」、「薗田憲一とディキシーキングス」入団。自己のバンド「ディキシーディックス」を結成。北村英治オールスターズ、谷啓とスーパーマーケット、津村イリュージョン、宮川泰、ジャズフェスティバルではソロプレーヤーとして活躍。ディキシーランドジャズに造詣が深く、7、8人編成の譜面作成、スイングとディキシーランドジャズを中心としたジャズオーケストラのアレンジ、吹奏楽を含む数多くの作品がある。その他、トランペット本体、マウスピースの研究は二十年に及び、マウスピース各部分の働き、日本人と西洋人の違いについて深く研究を続けている。� �のたび銀座ヤマハ店より発売された中川モデルのマウスピースもプロのプレーヤーが使用されるほどの爆発的な売れ行きである。1999年、2000年のサクラメントジャズジュビリーでは、日本のオールスターバンドを結成。2年連続で大成功をおさめている。

Message

勉強としての音楽ではなく、実際の演奏、曲作りに直接関係を持たせた、"現実性のある音楽" と向き合っていこうと考えています。無意識には口ずむ事の出来る音楽を利用して、その『音感を自分の意識下に置く』が可能になればより『音楽が身近なもの、自分のもの』になると信じています。『本来持っている音楽性の自己啓発』を目指してがんばりましょう。

Eijiro Nakagawa

担当科目:
トロンボーン
ビッグバンド

Profile

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校入学後から学業と平行してスタジオ・ミュージシャンとしての活動を行い、1992年には16歳にして初のリーダーアルバム「Eijiro Nakagawa & Funk '55」を発表。スタジオ・ミュージシャンとしての活動は幅広く、数多くのアーティストのレコーディングに参加している。クラシック分野でも東京佼成ウインドオーケストラのゲストプレーヤーとしての参加や、読売日本交響楽団との競演を果たしている。2001年に活動の拠点をニューヨークに移し、ジム・ピュー(Jim Pugh)とのトロンボーンユニット「E'nJ」(イーエン ジェイ)をはじめ、カルテット「Slide Style」や金管 8重奏「侍Brass」などで活動を行っている。2008年には連続テレビ小説「瞳」のテーマ曲演奏も手がけている。

Message

音楽を勉強して行く中で音楽理論はもちろん、楽器の構造を理解することは、音楽人になるために必要なことです。本校で学べることは音楽大学以上に多岐にわたります。演奏するだけなくリペア、改造を習得して、将来楽器修理に関わる職業につくことも可能でしょう。是非、積極的に自由に選択出来るシステムを利用していただきたいと思います。今努力したことは将来必ず役に立ちますので、たくさんの情報を体に取り込みましょう。

Pickup Teacher

Tom Pierson

担当科目:
ジャズピアノ
作曲・編曲講座

Profile

3歳よりピアノを始め、13歳の時ヒューストン交響楽団のソリストになる。クラシックピアニストを志しジュリアード音楽院に学ぶが、ジャズに傾倒。卒業後はニューヨーク・シティ・バレエのピアニスト、ヒューストン交響楽団の指揮者、ブロード・ウエイでの作・編曲家、指揮者、演奏家として、また、レナード・バーンスタインの「Mess」を指揮するなど、様々な音楽活動を経験する。1975年、エレクトリック・ジャズ・バンドを結成、演奏活動を始め、1978年に Tom Pierson をレコーディング。トム・ピアソンオリジナル曲によるこのアルバムは、1982年にL.A.のアプローズレコードよりリリースされ、86年NYのWEOS局でNo.1ジャズ・アルバムに選ばれた。1996年5月、Planet of Tearsをリリース。以後ビッグバンドを再開、新大久保サムデイで定期公演を行っている。1998年2月、セカンド・ソロ・アルバム Unchained Melody をリリース。最近アルバムに LEFT/RIGHT。

Message

To progress in music requires concentration, daily practice, and enthusiasm. Music study must be fun, but also serious work.Let's progress in music together.

Montana King Ramsey

担当科目:
ヴォーカル
ラテンパーカッション・リズムトレーニング
ゴスペル・R&B・ソウル
コンテンポラリー・セッション
ソウルダンス
ワールドMT
ソング&ダンス

Profile

USAフロリダ州出身。マーチンルーサーキング博士の家系を継ぐブラックフッツインディアンの母から音楽的に影響を受けて育つ。フィラデルフィアで音楽を学び、フリーランスパーカショニストとして活躍。1988年ベルリンを拠点に演奏活動。チャカカーンバンドと共演等。92年来日以来、パーカッショニスト、R&Bボーカリスト、ミュージックセラピー等で活躍。テレビでドキュメンタリー紹介。人を元気にする音楽と大好評。NHK、フジテレビ「Hey!Hey!Hey!」他テレビ出演。六本木ヒルズ他イベント多数出演。CD「リトルクリーチャーズ・ジャイアンツ」Video「パチカ」等。ボーカル・パーカッション・ドラムレッスンは定評があり、お弟子さんには Crystal Kay、宝塚出身女優朝比奈慶、ヒューマンビートボックス Afraなど活躍中。

Message

私の在日の使命は音楽のルーツのスピリットを伝え、誰もが持っている内なるスペシャルなものを引出すことです。貴方が充実した心で、自身を高め、自信をもって、創造性を発揮されるために、私は応援を惜しみません。私自身、和楽やクラシックとのコラボレーションで新たな音楽のかたちを目指すなどチャレンジ精神旺盛に活動中です。世界共通語の音楽を通して希望や勇気のエネルギーを共に送り続けましょう。

Paulo Roberto Bargas

担当科目:
ドラム

Profile

ポップス、R&B、ジャズ、フュージョン、ファンク等、あらゆるジャンルのプレイができるミュージシャンとして活動。1983年より8年間、母校である南米最大の音楽大学、CLAMの専任講師として教鞭をとる。

〜 来日後の主な仕事〜

ドリームス・カム・トゥルー: 全国ツアー、リッキー・マーティン: ワールドツアー、宇多田ヒカル: 東京ドームコンサート、Ai: レコーディング、Knaan: レコーディング、スティービー・ワンダー: ワールドツアー

Message

「音楽は、わずかなメロディで心の愛情を表現できる技術である。」日本語での日常会話、レッスンOKですので心配ありません。一緒に頑張りましょう!

Tim Donahue

担当科目:
ギタークラフト実習
ロックギター
ジャズギター
映画・映像のための作曲講座
Ear Training
即興演奏

Profile

バークリー音楽大学を主席卒業後、フレットレスハープギターを駆使し、アルバム『The Fifth Season』を発表。その年のジャズイズ誌トップ 5に選ばれると共に、ビルボード誌、ギタープレイヤー誌などにも取り上げられ、MTVでも放映される。日本においては、多くのテレビ音楽やCMの作曲(WWF、P&G、HondaNissan、等)、テレビ出演(NHK等)、または松竹映画「マークスの山」の全音楽を指揮担当。アルバム『Madman & Sinners』はプログレッシヴメタル部門の世界ベスト10にノミネートされる。自身のアルバムでは、有名ミュージシャンをゲストにテーマ性のあるアルバムを数多く発売している。世界唯一のエレクトリックハープギターリストとしてエレクトリックハーブギターコンサート&クリニックをアジア、USAにて開催し幅広く活躍中。プレーヤーや作曲・アレンジとしてはもちろん、これまでに、アコースティックギター、ソリッドギター、エレクトリックハープギター製作本数は数知れず、ギター製作を志す後進への指導に大変意欲的である。ギター関連雑誌にはたびたび紹介され、プレイヤーでもあるティム・ドナヒューが作るギターは、プレーヤーが求める全てが凝縮されている。

Message

「音楽はあなたに夢を与えます、そして、音楽は夢を実現させます。しかし、夢を実現させるために多くの努力を重ねることが大切なことです!」プロの音楽家、本物のクラフトマンになることは、素晴らしい夢です。皆さんはその才能を高めるために一生懸命に学び、自信を身につけて下さい。私は学院生の皆さんが音楽の才能を最大限に発揮できるように、お手伝いをしたいと思います。

Pickup Teacher

Toshio Miki

担当科目:
ジャズサックス
ジャズインプロヴィゼーションのための理論とトレーニング
ジャズインプロヴィゼーションアンサンブル

Profile

1963年、大阪府生まれ。関西大学卒業。バークリー音楽大学卒業。さまざまなセッション、および自己の率いる『フロントページ・オーケストラ』の活動を続け、2004年アルバム『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』をリリース。小曽根真率いる『No Name Horses』のメンバーとして国内外のコンサートに出演、および佐山雅弘クロニクルバンドのコンサートマスターを務めている。スイング・ジャーナル誌人気投票において、テナーサックス部門第 3位、('06〜'08)コンポーザ−・アレンジャー部門第 5位、('06,'08)ビッグバンド部門においてフロントページ・オーケストラが第 6位('06〜'08)を獲得している。

Message

僕が生徒の皆さんに希望することは一つだけです。それは「取りに来ること!」音楽のよろこびはただ待っていて与えられるものではありませんが、取りに来た人に与えられるというのは音楽に限らず世の中の仕組みでもあります。音楽はいつもそこにあります。一緒に取りに行きましょう。

Nobue Yamaki

担当科目:
クラシカルピアノ
伴奏ピアニスト養成
2台ピアノ演奏演習
音楽療法演習

Profile

高校卒業後、ウィーン国立音楽大学ピアノ科に留学。同大学を卒業後、同大教育科で伴奏助手を勤める。ソロ活動、オーケストラとの共演、ピアノデュオ(4手・2台)、室内楽、歌曲伴奏などの活動を国内外で行う。「J.S.バッハの演奏解釈と指導法」を開催。01年、スロヴァキア共和国で「ベートーヴェン月光ソナタ創作200年記念コンサート」に招かれ出演。国際フンメル協会よりR・バロバー賞を受賞。09年、NHK愛宕山ホールにて全 8回のコンサートを開催し好評を博す。また音楽療法のクライエント対象に演奏と指導を行う。著書「ピアノの秘密(共著)」、コンクール審査、ピアノ専門誌への寄稿、CD録音多数。日本J.N.フンメル協会常任理事、「サロンドアール山季」主宰。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。

Message

多くの世界がデジタル化された今、人類はもう一度、すべてにおいて原点に立ち返るべき時を迎えました。音は地球が生まれた時から存在し、そこに敬虔な心と喜びと感謝を加えて昇華したものが音楽です。先ずは私たち人間の五感を研ぎ澄ませて本物を知るべく、音を楽しむ世界探求をご一緒しましょう。

Kyoji Takemoto

担当科目:
クラシカルピアノ
フィンガートレーニング
ピアノの構造と奏法
リラクゼーションセラピー
音楽心理学 1・2
ポールノードフ音楽療法講義
ピアノ音楽史
音楽史

Profile

武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ科及び国立音楽院ピアノ調律科卒業。ロンドン・トリニティカレッジグレード演奏家ディプロマを最優秀の成績で取得。演奏活動と共に「ピアノ構造学」「ピアノ改良史」「ピアノ奏法史」の研究者として活躍し、講演、レクチャー・コンサートを国内外で行なう。 また、ムジカノーヴァ誌等に執筆。2001年スロヴァキア・国際フンメル協会より「フンメル賞」を受賞。著書「ピアノ大全」、「江戸でピアノを」「フンメル作品集」「フンメル60の練習曲集」「リスト・3つのカンパネッラ」等多数。現在、日本J.N.フンメル協会会長。スロヴァキア・国際フンメル協会名誉会員、スロヴァキア・ベートーヴェン協会会員、東京/神戸芸術センター記念ピアノコンクール審査員歴任。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。

公式サイト: http://jnhummel.com/

2012年4月11日水曜日

抽象化していくことば | ことば(放送用語) - ことばウラ・オモテ


抽象化していくことば

日本語には、名詞の区分が少ないと言われています。ラテン系の原語のように、男性名詞・女性名詞の区別、複数形・単数形の区別が無いことが特徴のようにいわれることもあります。確かに、定冠詞や語末の変化などはないに等しいのです。国語の辞書を見ても、「名」と名詞であることを明示しているのはまだしも、名詞は品詞をことさらあげずに省略する辞書も多いのが実情です。

ところが、ワープロなどのソフトに必ず付いている「かな漢字変換ソフト」の辞書を見ると、名詞にさまざまな区別を付けていることが分かります。

例えばあるソフトでは、名詞(一般名詞)、名詞サ変(サ変動詞の「する」を付けられる名詞)、名詞形容動詞(「○○な」の形をとれる名詞)、さらにサ変と形容動詞的な形を両方とれるもの、固有名詞などに分けています。固有名詞はさらに、一般・組織(会社など)・姓・名・外国人の名前などに細分しています。

この分け方は、変換効率を上げるための工夫で、国語辞典では必要ない情報かもしれません。